『若き血 vol.2 / V.A.』


 

Various Artists 「若き血 Vol.2」

2010.06.16発売
全13曲、価格:\2,000(tax in)
トラックリスト:
1.intro produced by Jazadocument
2.「B.O.M.B -Blow of Mad Bomberz-」J.S.C(北海道) Produced by Cota
3.「DICE」DAZU-O(福島) Produced by DJ OWL
4.「Trust me...」3Block(東京) Produced by Track Pros
5.「ただの夢の話」ZANGEN(鹿児島) Produced by nekozebeats
6.「How we do」87PLAYYAZ(大阪)Produced by Ragsix
7.「Brand-new day」LOCAL BABYLON(東京) Produced by A.O.N
8.「CHECKMATE -天下獲り-」BAKKS&RIEN(宮城) Produced by COB
9.「It’s clock work」バラガキ&ZEUS(東京) Produced by KURABEATS
10.「Original B-BOY Stance」JAP-H(福岡) Produced by HMB-ST
11.「INDEPENDENCE DAY」G-56(愛知) Produced by L's story
12.「b-boy's attitude」T2K(東京) Produced by DJ BEERT
13.「X-DOPE!!」X-DOPE ENT.(北海道) Produced by Jazadocument

■作品概要



全国各地のホットな若手アーティスト達にスポットライトを当て、 その若手達によって構成されるコンピレーションアルバム「若き血」。 2009年8月にReleaseされたVol.1では、全国より15組のアーティストが参加し、アメブレイクの協賛により、全国ツアーを敢行し全国を揺るがした。 そして2010年「若き血 Vol.2」のプロジェクトが動き出す。
Yellow Diamond CrewのZEUSの呼びかけにより、全国から熱きヤングガンズ達が集結した。


北海道からは札幌を中心に活動する、若手クルー2組をピックアップ。 重いビートに、タイトかつリリカルなライムを乗せ、勢いのあるライブでリスナー達の耳を、くすぶらせる”J.S.C” そして、様々なラッパー達へのトラック提供、また自らもラッパーとしクルーのリーダーを務める、Jazadocumentが率いる、”X-DOPE ENT.” 軽快なリズムに、ポピュラーな要素を盛り込みながらも、HIP HOP的要素はしっかりと掴んでいるドープなクルーだ。

宮城、仙台からはBLACK RIVER SIDEクルーより ”BAKKS&RIEN” の2組が参加、鋭くとがった言葉を駆使し、リスナーの核を突くリリックでクールにビート上を滑走する。

前作Vol.1にて、福島いわきより参加していた ”音刃同士会”のリーダーDAZU-Oが前作に続き、本作にはソロで登場。ゴツゴツとしたガタイとイカツイ面構えとは裏腹に、ハイトーンボイスで、人間臭く、また誰よりも熱いリリックが心に沁みる。更にラップ、R&Bを融合したようなオリジナルなフローは唯一無人。

東京からは、品川区、江東区、世田谷区の3ブロックから4組のアーティストが参加。
東京各地より構成されたヒップホップ集団Yellow Diamond Crew、世田谷から ”バラガキ&ZEUS” が前作に引き続き、参加。同クルーのメンバーであり、ZEUSと同じHOODで、桜我、T-BABYにより結成された”3Block”地元三軒茶屋にHOOD イベント「Block Party」を展開するなど、日々に磨きをかける。
品川区からは、渋谷などを中心に活動を展開し、THE LOYALTYのメンバーでストレートなリリックの持ち主”T2K”が参加。パンチの聞いた彼のフローには目を張るものがある。
江東区からは、ダウンタウンの空気がひしひしと伝わってくる、ヒップホップクルー。
“LOCAL BABYLON”が参加。タイトなライミングスキルに、スムーズにビートを回していくグルーヴ感が強い印象を受ける。また、ラッパー以外にもトラックメーカーやジュエリーデザイナー、エンジニア等も所属している集団だ。

そして大阪、枚方からは、”87PLAYYAZ” が参加。大阪ミナミ、地元枚方などを中心に活動。 関西流のすさまじい勢いの中に、ハイクオリティなトリック感があり、メンバー全員がH-TOWN(枚方市)出身という、まさにHOOD MUSICを体現するユニットだ。ラフでタフと呼ぶにふさわしいライブパフォーマンスは、リスナーの目を釘付けにする事は間違いない。

そして愛知、名古屋からは、「メッセージの強いストレートな気持ち」「経験をリアルにかいたリリック」 その言葉の重さが強く響くアーティスト、”G-56”が参加。イベントオーガナイザーとしても精力的に活動。 そのオーガナイズ数は年間47本にも及ぶ。止まる事をしらず、加速のみを知る名古屋の革命児。

九州、福岡からは、前作に引き続き、九州各地でもその名を轟かせている、”JAP-H”が参加。 ライブパフォーマンス、マイク捌きには、数々の現場を叩きあげてきた事を実感させるスキルがある。

鹿児島からは、スタイルにこだわる事無くフロー、リリック、ライブ、常に拘りに囚われず変化し続け、その独特なリリックがリスナーの首を振らせる”ZANGEN”が参加。

外側ではなく、内側は ”非常に濃い” 内容に仕上がった若き血Vol.2。 全国の若き、熱き声達が詰まった、全13曲を収録。 又、本作に対しても全国ツアー敢行を予定。次世代達の期待が高まるコンピレーションアルバム”若き血 Vol.2” 聞き逃し厳禁な一作である。