流星會

流星會

-PROFILE-


白けた平成日本を叩っ斬る!!

流星會。下馬の暴れ馬こと鯉心銀次と三茶一のドラ、流星龍という五分の兄弟分である二人を中心に、みずから与太者を名乗る日本各地の破“thug” 烈モノたちが集まって組織されたヒップホップ集団である。

賭けるものはカネかカラダか? 遊び人の粋と博徒の意地という心意気(ヴァイブス)重視の 面々によるお披露目の一枚目は、「出入りだ出入りだ道具持ってこい/何が何でも生命取って来い」という掛け声で始まる。
 
 何でもありの路上(=ストリート)を歌舞く(=ローリン)様子(=ライフ)を言葉で描くこの男たちの世界観はヒップホップそのものだ!
 
 「やつが右なら一斉に張る右/足並み揃える屈強な一味。獄中に出す手紙のように/曲中の間違いねぇ一言一句/決して人には見せねぇ隙/決して人には割ら ねぇ口/忘れたときには持ってけ首/血で書きなぐる男の手記」
 
 「与太な俺らにゃ後がねぇ/余計なもんはまとわねぇ/行くときゃ行くゼ。そんな深い意味はねぇ」
 
 昭和の残侠たちが握るマイクは時にドスにもダンビラにもなり、ふざけ過ぎた平成日本を叩っ斬る。あるいはマイトになって吹き飛ばす。
「大股広げて肩で風切って歩けば与太者の歌が耳を吹き抜ける/また一歩/またヒップホップ/修羅の道へ一皮むける/墓標なき日本男児の悲しき宿命/行方も知れ ず土地で骨埋め/クズめと罵られても進むぜ/与太者」
「義理と人情/龍と銀次」これらの並んだ言葉から「ヒップホップ」を連想すると、思わずただのコンセプト盤だと誤解されかねないないから最後に言葉を少し足しておこう。
 
 アメリカ映画『ゴーストドッグ』は武士道、サムライイズムを継承した黒人の殺し屋の話だ。このサウンドトラックは他ならぬウータン・クランのRZAが手掛けたのだが(ちなみに本人も映画出演している)、この土俵で勝負する限り、相手が誰であれ、我らが流星會の間合いと言って良いだろう。日本でも流星會のマインドを表現したヒップホップ・ムービーの誕生に期待したいところだ。
 
 話が少しそれたが、流星會は水滸伝の百八傑の如く、忠臣蔵の四十七士の如く、新鮮組の如く、タフな与太者、列島の猛者たちが全国から名乗りを上げ、その勢力を拡大している。その様、まさに流星會電撃作戦である。気になる面々については、ただ「乞御期待」とだけ書いておこう。とにかく、これはただのコ ンセプト盤にあらず。おっと、同じこと二度言ったら風邪引いちまうかな…。ってぇことで、この辺で。
 
 流星會! 耳を貸しておくんなさい!!

-Members-

※表記は「(通常歌手名)/(流星會名)」となります。
※アーティストの中には流星會名が無いアーティストもございます。ご了承下さい。

●MC陣
神/流星 龍 賭場荒らしの健
剣 桃太郎/鯉心 銀次 ASHRA (THE GHOST)/阿修羅
MASARU/いさぶろうJr. VIKN (THE GHOST)/弾丸コージ
565/権田 完児/画浪人満児
般若/ツネ GATTEM/うっかり八兵衛
D.C (SHITAKILI \)/あたり屋の火花 G.O (ICE DYNASTY)/バファリン
籠獅 (SHITAKILI \)/ 獅子 RAW-T (ICE DYNASTY)/柴
D.O (練マザファッカーズ)/スドウ KNZ (ICE DYNASTY)/土佐
PIT−Gob (練マザファッカーズ)/ JOKER 熊八(FACE 2 FACE)/熊
bay4k (SCARS/練マザファッカー)/悪魔のベイビー バラガキ(YELLOW DIAMOND CREW)/富樫 源次
MUSH (SUGAR CRU)/清水の桜海老 ZEUS (YELLOW DIAMOND CREW)/虎丸
MISTA SMITH /アルベルト・スギ T2K (THE LOYALTY)/竜巻
SHY‐POP(THE LOYALTY)/聖人(セイント)

●DJ陣
DJ JACKHERER/ DJリトル山西
DJ KUSH /DJ 忠義

●トラックプロデューサー陣
タイプライター/運び屋ジョニー Lil’Ogi
KNOCK Diori aka D-Originu
ZORRO INOVADER

コーザノスケ 硫酸のモツ
殺し屋サム